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【第334話】大和路の旅(その34)‐‐‐西大寺~再び称徳天皇の出番です!~

By之乎哲也

「世界遺産をゆく」ブログにようこそいらっしゃいました。このブログは世界遺産を中心に旅の楽しみをつづる私の旅日記です。

(COV-19で外出もままならない昨今ですので、過去に訪ねた旅のお話を書いています。ということでこちらは2019年7月の物語です!)

唐突ですが大和西大寺は近鉄奈良線、京都線、樫原線という3つの路線が交わる重要な駅です。今回平城宮を訪問するために難波から乗って大和西大寺の駅で初めて降りた(【第303話】「阪神なんば線と近鉄奈良線で大和西大寺へ」)のですが、近鉄奈良駅の2つ前にこんな大きな駅があったことに驚くとともに、奈良には東大寺のみならず西大寺もあるのだと初めて知りました。

西大寺01
【西大寺正門】

西大寺02

さて西大寺ですが、かつては南都七大寺の一つに数えられ、伽藍の広さも東大寺と同規模の50ヘクタール近くあったと言われます。ちなみに東京ディズニーランドの大きさが51ヘクタールですので相当大きなものだったことがわかります(現在の西大寺の敷地はその十分の一の5ヘクタール)。

西大寺05

西大寺03

西大寺ができたのは765年で、称徳天皇の勅願によりその前年に起った恵美押勝の乱(えみのおしかつのらん:もしくは、藤原仲麻呂の乱)を平定するために創建されました。称徳天皇といえば第315話「称徳天皇陵」でお話したとおり、「百万塔」をつくり西大寺、東大寺、薬師寺、興福寺などを含む10の寺にそれぞれ10万基ずつ分置しています。西大寺についても恵美押勝の乱を押さえるために四天王像を配置する寺として作ったのです。

西大寺04

西大寺06
【四王金堂】

西大寺07
【四王天像(注:西大寺では内部の撮影が禁止されていますので、説明のために西大寺HPの写真を使わせて頂いています)】

その後四天王像は戦火で失われてしまいますが、現在でも四天王堂では室町時代に復元された四天王像と踏みつけられる邪鬼の姿を見ることができます。なお堂内は撮影禁止なので、説明のために西大寺HPの写真を使わせて頂いております。

西大寺08
【邪鬼(注:西大寺では内部の撮影が禁止されていますので、説明のために西大寺HPの写真を使わせて頂いています)】

西大寺12
【東塔跡】

西大寺13

奈良時代には天皇勅願の寺として栄華を誇った西大寺はその後、急速に荒廃してしまいますが、鎌倉時代の叡尊上人(えいぞんしょうにん:1201~1290)の時期や江戸時代に復興されて現在に至っています。

西大寺09
【本堂】

西大寺10

西大寺11

なお、叡尊上人が始めたと伝えられる西大寺大茶盛という茶儀が現在も行われています。寺の復興のためのアイデアだったのかもしれませんね。。。

西大寺14
【西大寺 大茶盛】

西大寺15

...つづく

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